英語科教育(小)理論研修会 終了

テーマ 「外国語活動の充実にむけて」
日 時 平成27年1月13日(火)
会 場 石狩教育研修センター
講 師 輕部 恭子 氏
 
(北海道教育庁石狩教育局義務教育指導班 主査)
参加者 約30名
研修会

ようす
   
    
 今年度のウィンターセミナーは、「外国語活動の充実にむけて」というテーマののもと、北海道教育庁石狩教育局 教育支援課 義務教育指導班 主査 輕部恭子氏をお招きし、研修を行った。前段は、外国語活動の現状、今後の推移について説明をいただいた。
 
 外国語活動全般についての講演の後、実際に授業で使えるアクティビティーを紹介していただいた。例えば「英語で数字は何というのか」をただ覚えさせるのではなく、必然性を持たせて、児童が自然に英語表現を覚えるような活動を取り入れることが大切だと話されていた。
 授業を組み立てる時に、何をねらうか、何を目標とするかをしっかり意識すること、「聞く」「まねる」「覚える」「自分の意志で行う」どの言語習得の過程なのかを明確にした授業づくりが大切だと教えていただいた。
 アクティビティーは、楽しいだけではなく、指示しなくても、児童は聞いたり、真似したり、覚えたりという活動を自然に行うことができる。手を変え、品を変えることでいろいろなバリエーションで楽しく充実した活動を行うことができる。小学校のアクティビティーは、中学校でも活用できそうなものがたくさんあることがわかった。
 外国語活動が教科になるとともに、小中の連携を大切にしなければならない。「授業参観・交流」「乗り入れ授業」「教育課程の連携」が必要であり、様々な動向をとらえるために、常にアンテナを高く張ることが大切だとアドバイスをいただいた。